(左は川原寺跡で発掘、元は金箔で覆われていた。右が復元したもの)
「あすか夢の楽市」は地元の農産物等を販売する販売所。
甘樫丘の北端の東側、飛鳥川を挟んで直ぐにある。
奈良県道124号線沿いだ。
隣接して「飛鳥村埋蔵物展示室」がある。
また付近に石神遺跡などの遺跡や飛鳥寺など歴史的建造物が点在する。
駐車場は未舗装だが広い。
乗用車なら60から70台位は停められる。
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店内は広くはないが、飛鳥地区内なら平均的なところ。
葉野菜類が充実していた。
イチゴは「飛鳥ルビー」
飛鳥地区内ならどこの販売所でも取り扱っている古代米。
あとは飲み物などが少し。
休日は屋台が出たりするそうだが、平日しか行ったことがないので確認は出来ていない。
隣の「飛鳥村埋蔵文化財展示室」
入り口が全然それっぽくない。
展示室のために建てたというよりはなんか元からあった建物を流用したっぽい。
扉が少し開いていなかったら入らなかったと思う。
でも中は結構しっかりした展示室となっていた。
他に古墳の石室の実物大模型とか色々展示されている。
また石像のレプリカも多数配置されていた。
(写真は奈良文化財研究所飛鳥資料館の石像です。)
次にこの付近の遺跡であるが、まずは飛鳥時代の水時計「水落遺跡」。
この遺跡は、近くと言うよりは、ここの駐車場に隣接してある。
水時計と言っても写真のように大掛かりなもの。
鐘をついて時刻を知らせるので、まあ時計台の様なもの。
それにしても結構な規模である。
遺跡保存のため盛土されているが、一ヵ所だけ見えるように展示されている。
また、「あすか夢の楽市」の裏手には石神遺跡が。
(石神遺跡は現在埋め戻されています。)
ここはは明治時代に須弥山石像と石人像が掘り出された遺跡として有名。
須弥山石像は現在、奈良文化財研究所飛鳥資料館にて保管されている。
上の写真は実物。
中に水路がくり抜かれており、水が噴き出す噴水となっている。
高さは約2m40cm。
3段であるが、中の水路や外に彫られている絵が続かない所があり、元は4段か5段であったと思われる。
下の須弥山石像は4段組みで再現したレプリカ。
これら以外にも南東約400mの所に蘇我入鹿の首塚と飛鳥寺、少し遠いが1km位の所に川原寺、酒船石、飛鳥の宮跡などがある。
水落遺跡から少し飛鳥寺寄りで見つけたお店。
なかなか雰囲気がよさそう。
先に蘇我入鹿の首塚に行ってから寄ってみたら、すでに暖簾が下ろされて閉まっていた。
残念。
またそのうちに寄ってみよう。
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