飛鳥資料館は奈良県明日香村にある奈良文化財研究所の附属機関です。
飛鳥地域の出土品などを保管するための施設として1975年3月16日に開館しました。
トップの写真は建物の外観をと考えたのですが見当たらない、撮るのを忘れていたようです。
しかたがないので、代表的な石像の亀石です。
【飛鳥資料館のデータ】
所在地 奈良県高市郡明日香村奥山601
観覧時間 9:00〜16:30(但し入館は16:00まで)
休館日 毎週月曜日
(但し月曜日が祝日の特は次の平日)
年末年始(12月26日〜1月3日)
観覧料 350円
但し70歳以上・高校生及び18歳未満 や身障者は無料
連絡先 TEL 0744-54-3561
飛鳥資料館は、以前紹介した賞味期限10分間のスイーツ 天極堂の向かい、
そして 山の辺さんの手作り柿の葉寿司の西隣に位置します。
大和朝廷は奈良は飛鳥(現在の明日香村とその南部辺り)に、現在の日本につながる初めての都を開きました。
その頃の出土品を保管する施設の建設が閣議決定されて、作られたのが飛鳥資料館です。
色々な出土品等が保管・展示されていますが、目につくのは石造物です。
飛鳥には何に利用されたのか不明なものを含め、多くの石像物が点在しています。
その中のいくつかが本館前の庭に展示されています。
と言っても庭にあるのは全部レプリカですが。
実物は飛鳥各地にに点在しています。
トップの写真の亀石です。
(現物は明日香村大字川原108にあります。位置はグーグルで検索して下さい。)
結構大きかったと思います。
実物を見たのは40年以上前なのであまり覚えていませんが、レプリカは実物大のはずですので。
須弥山石です。
須弥山石は「日本書紀」に斉明天皇が須弥山石の前で来賓をもてなしたと記載がある貴重な石造物です。。
明治時代に3段分が発掘されましたが、元は4段か5段だったと思われます。
中が繰りぬかれていて水路になっていますが、水路の位置が合わないところがあるので間違いないでしょう。
サイホンの原理で水が噴き出す噴水施設です。
石の中に水路がくり抜かれています。
(写真は4段に復元したレプリカ)
高さは結構あります。
3m以上あったと思うのですが、測ったわけじゃないので自信はありません。
実物は管内で展示されています。
前庭にはこれら以外にも沢山ならんでいます。
また向かいの、天極堂さんの前庭にもいくつか置かれています。
確か4つだったかな?
他の石像と資料館内の収蔵品の中から何枚か写真を貼っておきます。
確認しましたが、特定の収納物以外は撮影可でした。
猿石
何の目的で作られたのかは分かっていないそうです。
と言うより、飛鳥の石像・石造物の大部分は、使用目的が判っていません。
まあ中には、鬼のまな板や鬼の雪隠の様に判明しているものもありますが。
人頭石ですが、うーーん良く判んないです。
あとは名前覚えていないです。
古墳の石室の復元も2つあります。
これら屋外の展示物は自由に見ることが出来ます。
室内には先ほどの須弥山石以外のも多くの出土品が展示されています。
これはレプリカです。
実物は四神の館で保管されていますが、年に数回の特別公開日以外は事実上見ることが出来ません。
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