日本書紀によれば、聖徳太子が14歳の時、物部氏との戦さの時「この戦に勝てば四天王を安置する寺院を必ず造ります」と願掛けし勝利したので建造されたそうです。
建設後四天王寺はたびたび戦火等で焼け落ち、その都度再建されてきました。
第二次世界大戦でも大阪大空襲により、北東にあった本坊あたりを除きほぼすべての建物が焼け落ちました。
そのため現在の伽藍のほとんどは、戦後に再建されたものです。
現在境内には案内図のように20以上の伽藍が存在します。
今回は中心伽藍(講堂・金堂・五重塔)の周りを時計回りに回り、最後に中心伽藍を紹介します。
今回まわれなかった北部(大黒堂・本坊・客殿・極楽浄土の庭など)については、出来るだけ早く再度訪問し、紹介したいと考えています。
ではまず入り口の鳥居からです。
なんでお寺に鳥居があるの?
僕に聞かないで下さい。
僕にも分かりません。
400年ぐらい以前の絵図にもこの位置に大きな鳥居が描かれていますので相当以前からあったのでしょう。
入ってすぐ左側です。
知ってる人以外で直ぐに判った人はすごいです。
Thinking Time・・・・・・・・・
高校の正門です。
中学も併設されています。
なかなか学校の正門には見えないでしょ。
長くなりそうなので後はもっぱら写真だけで。
奥に見えるのが極楽門です。
北鐘堂
昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂(または短く六時堂)と呼ばれています。
四天王寺の中心道場です。
太鼓櫓
太子澱
南鐘堂
仁王門
仁王門内側から見た南大門
鳥居のある西側からはいられる人が圧倒的に多いのですが、実はこの南門が正門です。
中心伽藍です。
手前より五重塔、金堂そして講堂です。
いずれも鉄筋コンクリート造りです。
五重塔の内側には螺旋階段があり、上に登れるようになっていますがまだ登ったことはありません。
五重の塔とあべのハルカス(日本で一番高いビルディング)です。
写真では遠くのように見えますが、実はそんなにも遠く離れているわけではありません。ビルの下の天王寺駅か、大阪メトロ夕陽丘が最寄り駅です。
関連記事へのリンクです。
四天王寺(2)極楽浄土の庭 - じーの観光スポット紹介&雑学
併せてごらんください。
https://www.youtube.com/watch?v=dU58eJ8QUow