ここへ行ったのは2~3年前である。
だから写真もその時の物だ。
でもそう変わっていないはずだ。(単に願望だが)
朝起きてホテルの窓から外を見ると、薄っすらと雪が積もっていた。
季節外れの雪だと思ったが、春だったのか秋だったのかは覚えていない。
山もうっすらと雪が積もっていたが、根雪ではなかったのでおそらく秋だ。
食事をしている間に、雪は霧雨に変っていた。
「早くどっかに走りに行こう、雪が解ける前に」
関西育ちにしては雪道ドライブ大好き人間の俺だ。
心はウキウキだった。
でも嫁さんがここのそばに、空飛ぶ団子があるのを知ってしまった。
よくTVで紹介されてるとかで見たいという。
それって、川の中の岩の上にあったんだよな確か。
霧雨と言えども雨だぜ、そんなとこへ行きたくない、早く山へ走りに行きたい。
そう思ったが、それはおくびにも出さずじゃそうしようと言ってしまった。
妻の希望は最優先事項なので仕方がない。
ホテルから車で2分ほどのところにある厳美渓という道の駅に車を止めてそこから歩いていくことにした。
駐車場から道路を渡ってまっすぐ川の方に進むと吊り橋に出た。
吊り橋の上からの景色はなかなか良かった。
そのまま川沿いに上って行って大きな橋を越えたところがそうだった。
大きな岩礁の端に東屋があり、その横に対岸までロープが張られていた。
ロープには籠がぶら下がっており、その傍に木槌が置かれていた。
場所は岩の端である。
高さは2階の屋根ぐらいはありそうだった。
下は激流が渦巻いている。
落ちたら「あら落ちゃった」ではどう考えても済まない。
その割に、防御は鎖1本だけである。
高所恐怖症の俺にはちょっとスリルがある。
説明では、お金を入れて木づちを鳴らせとあったのでその通りにした。
籠がトロトロトロと引き上げられて、しばらくすると団子を入れて滑り落ちてきた。
結構早い。
シュッと言うよりはヒューーンという感じだ。
籠の中には、つり銭と団子1箱とお茶の紙コップが2つ入っていた。
東屋の中で食べたが結構うまかった。
youtubeもやってる。こちらも覗いてみてくれ。
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