伊賀は、以前に紹介した「甲賀の里忍術村」の甲賀と山一つ隔てたところにあります。
多くの忍術の流派がありますが、伊賀と甲賀は間違いなく忍術を代表する2流派でしょう。
お互い敵同士だとか、いや仲が良かったとか言われていますが本当ん所は良く判らないようです。
甲賀が君主に仕えるのに対し、伊賀は普段は行商や農業などに従事し、要望があればその都度幾ばくかの金銭で忍者を派遣する、いわば傭兵集団だったようです。
どちらも一人の統率者が居るのではなく、それぞれの地域にあった多くの集団の連合体で合議制がとられていたようです。
忍者、忍術とここまで書いてきてきましたが、実は忍者と言う言葉が使われるようになったのは比較的最近で(と言っても結構昔だが)大正時代以降です。
古くは聖徳太子も甲賀の忍者を使っていたと言われており、当時は「しのび」言われていたそうです。
忍びではなく、漢字3字だったはずでしたがどう書くのかは忘れました。
以後、地域や時代によって色々な名前で呼ばれていますが、近畿では「すっぱ」が有名どころです。
とここまで書いて、またトリビア(役に立たない雑学)に走っているのに気づいてしまいました。
で、ここからが本題です。
伊賀流忍者博物館は、ある忍術研究家が上野公園(東京の上野ではなく伊賀上野の上野です)に作った私設の博物館です。
伊賀流忍者屋敷・忍術体験館・忍者伝承館があります。
伊賀流忍者屋敷は、伊賀の土豪屋敷を上野公園内に移築したものです。
忍者伝承館は忍者が使う道具や書物を展示していますが、規模は大きくありません。
忍術体験館?
うーーん、何が体験できたのだろうか? 記憶にありません。
古い写真をあさってみたところ、多分これがそうなんだと思います。(昔の写真だから今も有るかどうか分からない)
他に、忍者ショーもありますが、見るのには別料金が必要です。
僕が行った時は、団体客が先持って予約していたようで満席で見れなかったです。
伊賀流忍者屋敷は一見普通の農家です。
でも結構楽しい。
カラフルな忍びの服を着たくノ一達がどんでん返しなどの実演や、各防御設備の説明をしてくれます。
例えば、ここから入って、
ここから出てくるなどです。
くノ一とはみんな知っているだろうが女性忍者のことです。
「女」という漢字をばらすと「くノ一」になるところからそう呼ばれていますが、いつごろできた言葉かは知りません。
少なくとも戦国時代にはなかった・・・ と思います。
駐車場は、城域の南東端にあります。
もう一つお城の北東にもあります。
こちらは平日は無料のように聞いていますが、車を止めたことがないので分りません。
(いや、止めたことがあるかな? でも20年ぐらい前だから無料だったかどうか覚えていないです)
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