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高天彦神社 (奈良県御所市北窪)と蜘蛛窟

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主神は神話に出てくる高皇産霊神ですが、元々は地主神の「高天彦」を祀っていたものとおもわれます。(同一人物説もあり)

 

【高天彦神社のデータ】

所在地   奈良県御所市北窪

御祭神   高皇産霊神

駐車場   50台位。 

 

 

三輪神社と同様に古神道を色濃く残しており、ご神体は神社背後の白雲峰山ですので、神様がおられる本殿はありません。

拝殿だけとなります。

 

位置的には、大阪と奈良との間にそびえたつ金剛山の東側中腹となります。

 

この辺り、高天と言う地名から高天ヶ原はここだという説も有りますが、万葉集の中に「葛城の高間」と詠まれた歌が有るので、元は高間と呼ばれていたと思われます。(葛城の中腹と言う意味、この辺一帯は葛城と呼ばれていたそうです。)

 

駐車場はそこそこ大きいです。

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手前は10台ぐらいですが、奥の駐車場は40台ぐらい停めれそうです。

 

そばにエビランで有名な草園が有りますので 、そこの駐車場も兼ねているのでしょう。

エビランの時期はたくさんの人が来られて、駐車場が埋まってしまいます。

 

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参道は木立の中に有りますが、道幅は1mあまりの狭い道です。

 

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参道を少し進むと、鳥居と拝殿が見えてきます。

 

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拝殿はそれほど大きくはありません。

 

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周りには末社が多く並んでいます。

 

参拝の後、周辺を少し散策しました。

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観光用でしょうか、水車が作られていました。

 

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花には疎くって、なんていう花か判りません。

ご存じの方は、下のコメント欄で教えてください。

 

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紫陽花が咲き始めていました。

(紫陽花でいいですよね?)

 

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アスファルト道路の真ん中からタケノコが。
すでに30㎝近かったです。

この道、車が通る生活道路です。

 

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上の写真の側にあった東屋。

何なのでしょう?

サルボボのような物なんでしょうか?

 

近くの一言神社に蜘蛛塚が有りますが、高天彦神社にもあります。

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拝殿向かって左手奥に有ります。

 

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塚の横の立て札です。

結構ずっと長いので上だけ。

この説明文では、土蜘蛛は今の日本人がこの地に来る前にここに住んでいた先住者となっていました。

 

谷を挟んだ向かいにも関連遺跡が有ります。

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写真中央の薄緑色のところがそうです。

木が茂っているので分かりにくいですが、小高くなっていて円墳のような形です。

 

 

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写真左側の小道を進みます。

 

少し進んで左折すると、柵に突き当たります。

行き止まりかと思ったら、右側に進めそう。

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でもこの草、腰までありました。

踏み跡など全くなし。

横にイノシシよけの柵が有るので、それに沿ってとにかく前に。

 

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草を抜けると踏み跡が。

合っていたんだ!

 

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それ程高さはなく(2mちょい位)、直ぐに到着。

蜘蛛窟です。

窟となっていますが穴はなく小高い土盛りと言った感じです。

神社の中にあった説明文では、蜘蛛と呼ばれていた人たちが生活していたところだそうです。

 

出典は覚えていませんが、何かで神武天皇の軍がここに住んでいた土蜘蛛を攻撃し、千の遺体を頭と胴、そして手足に切り分けそれぞれ別のところに埋めた。

蜘蛛窟もその一つで、窪地に遺体を放り込み土をもって怨念が出てこれないようにしたと読んだきがします。

出典が判らないのでこの記述が正しいのかどうか分かりませんが、現地を見た限りでは住居跡と言うよりは土を盛ったような形ですので墳丘じゃないかなと思います。

 

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