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Nikon Z50 のキットレンズ Nikkor Z DX 16-50㎜ 及び 50-250㎜ の周辺光量落ちについて

ただ空の写真を各レンズ絞りや焦点距離を変えて9枚ずつ撮っただけです。

すいませんZ50 のレンズに興味ない方には、今回はほとんど意味がないのでパスしてください。

 

で、チェックの過程で想定外のことに気付き愕然  (゚Д゚;) ブルブル

あちゃー (T_T)

 

ではZ DX 16-50㎜ レンズです。

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カメラのヴィネットコントロールはOFFにしてあります。

 

今のカメラは、レンズで周辺減光が起きてもカメラの画像処理エンジンで補正するのでひどい減光でないかぎにぱっと見表面上は判りません。

でも画像処理で補正すれば、多かれ少なかれそのことに基づくデメリットも発生します。

出来れば補正は少ないに越したことにありません。

と言うことで、レンズ単体ではどうなのかなとチェックしてみました。


最初は最広角である焦点距離16㎜です。

上から、F3.5(開放値)、F7.1(適当、以下同じ)、F22(最小値)です。

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程度の差はあっても、どの絞り値でも周辺減光が認められます。

特に開放での光量落ちは大きいです。

 

開放の時、これだけ周辺減光が大きいと、画像処理で合わせることは出来てもその代償として諧調落ちなどが発生するでしょうね。

 

カメラのヴィネットコントロールを標準にして撮っても開放値では光量落ちが明確に確認出来ます。

恐らくメーカーさんの方でも、周辺光量を画像処理でもっと上げるデメリットが、メリットより大きいと判断されているんじゃないでしょうか。

 

僕が写真に熱中していた50年ぐらい前のレンズで、ここまで光量落ちが大きかったのは少なかったと思います。

少なくとも僕が使ったレンズにはなかったです。

恐らくレンズの設計段階で、周辺減光や周辺収差については後で画像処理で対応することで、コストの削減や中央部の描写力の方に力を入れているんでしょう。

 

次は焦点距離26㎜で撮ったものです。

上から、F4.5、F10, F22 です。

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16㎜で撮った時と変わらないうレベルですね。

う--ん、ちょとましかな?

 

続いて50㎜です。

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だいぶ改善されています。

中間絞り以降の減光は極僅かです。

 

でも開放値が6.3ですからねえ。

最初から絞って撮っているようなもの。

 

僕の感覚では50㎜で6.3は、普通に絞った値です。

背景ボケさせにくいし、少し高くってももう少し明るくしてほしかったです。

まあ、望遠系ズームは50㎜からで、そっちはF4.5なのでそっちを使えばしまいなんですが。

 

測光は「マルチパターン測光」で撮っているので、手前の木の入り方で画像の明るさは少し違っています。

(中央部での測光にしとくべきでした)

 

ここまでやってきて気付きました。

絞りを絞ると、画面にシミみたいなのが点々と。

 

あちゃ、埃ですね。

それも沢山。

レンズ交換の時には、結構気をつけていたんですが・・・・

 

+++++++++++++++++++++++ 

次は望遠系ズーム50㎜-250㎜ですが・・・

時間的都合、及び精神的ダメージのため明日にします。

 

埃がぁ・・・ 埃がぁ・・・ 取れない (T_T)