Z50には本体内には電子手振れ補正だけです。
光学手振れ補正は、各レンズに備わっています。
そして、静止画の時は電子手振れ補正は使えません。
使えるのは動画だけです。
光学手振れ補正は強力でレンズ内手振れ補正としては最高の5段分です。
しかしこれはNikkor Z DX 50-250㎜のレンズでの最望遠側での値となります。
それ以外での焦点距離での補正値はどれぐらいなのかの記載は、私が見た範囲では見当たりませんでした。
またNikkor Z DX 16-50㎜のレンズの補正値は4.5段分で、やはり50㎜での値となっています。
一番上の写真は学校の時計台です。
朝、日の出からそれほど経っていないときに撮っていますので、それぼ度明るくはありません。
(明るいとスローシャッタが切れないので。NDフィルター注文しましたがまだ届いていません。)
焦点距離230㎜、f32、1/15秒
1/8秒でも一応止まるのですが、ピントがあまいような。
特にどちらかの方向に流れてはいないのですが、わずかな手振れが入っているのかもしれません。。
(焦点距離250㎜、f32、1/8秒)
このレンズ、最望遠側ではキレはもう一つですね。
100~150辺りはキレキレなんですが。
それとf25を超えるとキレが少し悪くなるような気がします。
(あくまで気がするというレベルですが)
まあこれぐらい止まれば十分でしょう。
Nikkor Z DX 16-50㎜の方は、NDフィルターを使わないと手振れするところまで落とせなかったので確認出来ませんでした。
補正が4.5段分あるので、普通に撮影する分には問題ないでしょう。
(その内夜景で確認します)
あと、動いているものを撮る時の手振れ補正について。
(焦点距離50㎜(50-250のレンズ)、f16、1/80秒、オートフォーカスモードAF-C(動きのある物用)
バックは流れまくり、車も前部はブレていますが中央部はきっちり止まっていますので強力ですね。
(焦点距離110㎜、f25、1/50秒、オートフォーカスモード AF-C動きのある物用)
こちらは目の前を恐らく時速50㎞位で横切る車を撮ったもの。
手振れは良く抑えられていると思います。
今回はキットレンズの静止画についての手振れ補正のレポートでした。
動画の手振れ補正は、ちょっと疑問なところがあるのでそれを確認してからになります。
問題が再現できないので確認にてこずりそう。
次回はレンズの解像度に触れてみたいと思います。
(あくまで願望です。出来るかどうかはわかりません)
Z50の使い勝手や手振れ補正についての動画です。
気が向いたら見て下さい。