シヨン城はスイスでもっとも有名な古城で多くの観光客が訪れていました。
お城はフランスとスイスの国境であるレマン湖の湖畔から突き出た岩盤の上に建っています。
このおしろが有名になったのは、イギリスの詩人バイロンが書いた長編叙事詩「シヨンの囚人」 によるところが大きいと言われています。
この詩は実在の牧師の話をもとに書かれました。
その牧師は宗教上の問題でここに6年間収監されていました。
当時囚人は社会的身分により扱いが違い、最初の2年間は貴族として2部屋が与えられていましたが、3年目からは普通の囚人として地下の岩盤の上に鎖でつながれていたそうです。
お城とはなっていますが、実際に見た感じでは規模は大きくはありませんし、要塞に近いと感じました。
外から見ると、なんか全部石で出来ているように見えますが、内部は木造です。
この通路は矢間から矢を放つための物だったと思います。
上の写真の塔の右側に見える矢間です。
広間に飾られていた鎧ですが、左が男性用で右が女性用・・・と言うことはないですよね。
この広間、板敷きで歩くとギシギシと鳴っていました。
ここが王の間です。
守備隊、隊長かな?
ベッドは小さかったです。
説明では、横にならず座って寝ていたとなっていました。
前の窓から、対岸の敵の動向を監視しながら寝たとか。
う~ん、やはり城と言うよりは砦だ。
最後の写真。
この通路幅がめちゃ狭いです。
人一人通るのが精いっぱい。
何と壁と壁の間に作られた、上の写真の部屋から続く秘密の通路だそうです。
何処につながっていたんだろう?
説明書に書いてあったような気もするが思い出せない。
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前に書いた「びっくり箱の制作」、動画にしてYouyubeにアップしました。
気が向いたら覗いて下さい。