『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として万葉文化会館は建設されたのだけど、展示物は古代の生活に関するものが中心です。
万葉の時代の人々の生活や働いている状況を実物大の人形で再現したりしています。
ちなみに上から、鍛冶屋・陶器を売る人そして野菜を売る人です。
他にも踊ったりしてる人々とか色々あります。
またビデオや紙芝居での解説もたくさんあります。
そのころの生活に関する展示は地下1階全体で、万葉に関する文書類は1階のコーナーにあります。
そして屋外には・・・・
飛鳥池工房遺跡があります。
実は万葉会館建設のため飛鳥池を埋め立てるにあたり、池の水を抜き発掘調査したところ、それまで日本全体で5枚しか見つかっていなかった富本銭が何十枚も出てきたのです。
そうここは、銅を溶かして富本銭を鋳造する工場だったのです。
現在建物は飛鳥池工房遺跡を挟んで2棟に分かれており、渡り廊下でつながっています。
なお、上の写真の工房跡はレプリカで、本当の遺跡は埋め戻され地下何メートルかに有ります。
また、建物横には他の遺跡もあります。
(すいません、何の遺跡か忘れました。)
日本画展示室や企画展示室は有料ですが、それ以外は地下の展示室を含め無料です。
1か所で色々美味しい万葉文化館を、一度訪れてみるのも悪くないと思いますよ。