今日の紹介は大神神社である。
前半はいつも通りなので、読むのが面倒な人は適当にスキップして後半の紹介の所だけ見てくれ。
読み方は「おおかみじんじゃ」ではない、「おおみわじんじゃ」だ。
日本最古の神社と言われている。
日本最古を名乗っている神社は実はいくつか存在する。
俺が行ったことがある所だけでも列記すると次の通りだ。
①淡路島の伊弉諾神宮
国産みを終えた伊弉諾尊の幽宮(終焉の住居)だったと言われている。
淡路島の伊弉諾神宮と同じく伊弉諾尊が死後ここに葬られたと言われている。
ここも神殿はなく拝殿のみである。
日本書紀にここについて記載がある。
しかし神社として扱われるようになったのは明治以降で、それまでは古墳などと同じように墓所と言う認識だったのではないだろうか。
ダム建設に従う境内の発掘により社殿直下から文献以前の祭壇跡が発見されている。
縄文時代の祭壇跡も発見されており、考古学的には日本で一番古いのではないかと言われている。現在はダム建設にしたがい山の上に移っている。
④これを神社に入れていいのかどうかわからないが、奈良県の玉置神社の玉石、大きな木の根元にある直径1m弱の石。いわゆる原始神道のご神体。
神社が出来たのはそう古くはないが、(と言っても結構古い)この場所はもともと玉石を中心とした聖地であり、日本武尊が九州から奈良に攻めあがってきて明日香に大和朝廷を築くとき、この聖地で戦勝祈願をしたと言われている。
行ったことはないが他にも、福岡の大己貴神社と愛宕神社、熊本県の幣立神宮、島根県の神魂神社など多くの神社が日本最古と言われている。
まあ古事記以前に、日本には文献は存在しないので本当はどこが一番古いのか確認しようがないのだろう。
で、どっちかと言えば俺的には大神神社だ。
何故かと言うと、大神神社は山そのものがご神体であり、これは古神道(原始神道)の形態だからだ。
日本にはもともと原始神道と言われる、自然をおそれ崇めて自然の物をご神体として祭ってきたが、のちに神を祭る神道と合体して現在の神道になったと言われている。(然るに全ての神は神として生まれてきたのではなく、生きている間は人であり、死後神として祭られているそうだ。九州の天戸神社でそう聞いた)
古神道の形態である自然の山をご神体にしている大神神社の方がより古いんじゃないかな、ただそれだけの理由なんだが。
あちゃぁ、またいつも通りあまり関係ないことをグタグタ書いてしまった。
でやっとこさ本題に、と言ってももう1000字を越えている。
こっからは簡略に、「こらこら本題を簡略とはどういうことだと」突っ込みが入りそうだが。
こっからが境内だ。
(カメラを持っていないのでビデオカメラで写真を撮ったり、動画から写真を起こしたりした。画像が汚いのはスマン。)
参道はそこそこ長い。
参道途中にあるこの神社、払戸神社と言う。
ここにまずお参りし、身も心も清めてから拝殿へ向かう。
これが拝殿だ。
大神神社は山そのものがご神体なので神殿はなく拝殿だけだ。
この拝殿の奥に重要文化財である、独特な形の三ツ鳥居がある。
それより先がご神体の三輪山で、手前が拝殿となっている。
ご神体の三輪山には登拝出来る。
登拝口は、摂社である隣の狭井神社にある。
こちらが狭井神社神社だ。
そして登拝口は、本殿右側にある。
但し、先に社務所で手続きをする必要がある。
また、ご神体なので登拝中は写真撮影や飲食は禁じられている。
ただ近年熱中症が問題になっており、水だけは飲むことが認められている。
ちなみにこの神社左手奥には霊水がわく井戸があり、登る人の多くは社務所でペットボトルを買って井戸の水を詰めて持って上がっている。
この神社のそばに大美和の社展望台があり、枝垂れ桜がたくさん植わっており春は大変綺麗だ。
今年の春に撮った桜のきれいな写真を張ろうと思ったが、どうも昨年から今年の春の間の写真を間違って消してしまったらしい。
仕方がないので今現在の写真だ。
桜が咲いてきれいな状況は各自想像してくれ。
展望台からの景色もいいし、大神神社に行ったら寄ってみてはどうだろうか。
後ろのかすんでいる山並みは葛城山。
そして左手の鳥居は、高さ32mの大神神社の大鳥居だ。
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「じーの観光スポット紹介」(火曜日更新)内容は此処と似た感じですが、ここよりはウンチクが少ないので見やすいかも。↓