奈良に住んでいる人は、西大寺と聞けば近鉄の西大寺駅を頭に浮かべる人が多い。
真っ先に、お寺の西大寺を思い浮かべる人は少数。
大仏で有名な東大寺のほぼ真西に位置する。
奈良時代には壮大な伽藍（がらん）を誇ったが、平安時代に衰退し鎌倉時代に復興され現在に至る。
山号は勝宝山。
ご本尊は釈迦如来。
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東塔の基壇。
大きい。
西塔はこの西、約50mの所に有ったが現在は石碑が建っているだけである。
記念碑の隣に立っているのは平和観音像。
なぜか全身緑色。
多分銅製で、錆びてこの色になったんだろう。
鐘楼。
規模はごく一般的な大きさだが、凝った装飾がされている。
本堂向かって左側にある愛染堂。
江戸時代に、京都近衛家邸宅を移建した宸殿造りの仏堂。
有名な巨大な茶碗でお茶を回し飲みする「大茶盛」で使う茶碗もここで展示されている。
四天堂。
もともとは四天王像をまつるお堂。
しかし今から750年ほど前に、京都白河十一面堂院の本尊十一面観音立像が「客仏本尊」として西大寺に移され、この四王堂に祀られた。
この観音像は高さが6mほどある立派なもので、その為四天王像は今ではそれを守護するような格好となっている。
四天王像はたびたびの火災で焼け現在の物は鎌倉時代の作となっているが、四天王に踏みつけられている邪気は焼け残り、奈良時代の創建当初の姿のまま残されている。
宝物庫「聚宝館」
国宝の｢金銅宝塔｣をはじめ、多くの重要文化財が保管展示されている。
これら以外にも多くのお堂やお地蔵さんなど見どころは多い。
駐車場 かなり大きい（駐車可能台数未確認 多分１００台位）
料金は時間制。最初１時間が３００円だった。
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【近くの観光スポット】
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