葛城一言主神社はこれが3回目となります。
1回目は全般について、そして2回目は曼殊沙華です。
(それぞれのページについては一番下にリンクを貼っています。)
今回は乳銀杏の紅葉です。(黄色ですが)
行ったのは朝、日の出から1時間位の時です。
この付近にイチョウは1本だけ。
まあ来る人も居ないだろうと思いながら駐車場へ。
着いた時は1台だけだったけど、止めてる間に何台か来て5台ほどに。
「ここのイチョウそんなに有名だったっけ」と思いながらとにかく参拝に。
階段手前の灯ろう横には紅葉した木が。
モミジじゃないですね、葉っぱが違います。
でも階段横には、数本だけですがモミジもありました。
うん、もみじですよね?
階段上から見るとこんな感じ。
紅葉してる木が多そうに見えるけど、ここだけなのでこれを期待して行かれると落胆しますよ。
まずはお参り。
見ていると、皆さん丁寧にお参りして帰っていかれます。
そう、イチョウの写真を撮りに来ていたのは僕だけでした。
本殿右側に有る、老夫婦の像。
うーーん、こうなりたいなぁ。
うちの奥さん横にいるのは車に乗っている間だけ。
それ以外は大抵別行動。
ちょっと寂しい。
同じく右側に有った銅像。
髪の形から神代の頃ですかね?
雄略天皇像じゃないかと思います。
古事記では天皇が畏れて多くの品物を献上したとの記述が、しかし日本書紀では天皇と対等な関係で書かれているそうです。
このことから僕的にはこの地に一大勢力を有していた葛城氏の守護神的な存在だったのではないかなって思っています。
日本書紀のころにはすでに葛城氏の勢力は弱っていましたから。
そしてこちらが今回の訪問のお目当て、大イチョウです。
根本はそれ程太くなく、地上から3~4mの所が異様に太くなっています。
この写真だとなんか多くの木のように見えますが、1本のイチョウの木です。
このイチョウ、樹齢は推定ですが1200年と言われています。
高さは以前は30m近くあったのですが、7~8年前に倒木の可能性があるということで地上から7m以上は切り払われています。
現在は少し伸びて15m位じゃないかな。
地上から2~3m位の所から急に太くなっているのですが、その辺りから多くの気根の突起がでており、その形状から「乳イチョウ」とよばれています。
お参りすると乳の出が良くなるとか。
このイチョウ、葉っぱが大変小さいです。
別に特に小さいのをよって撮ったわけではありません。
上の方の比較的大きい葉でもそれほど大きさは変わらないです。
後ろの山は結構いろんな色が混じっていました。
でも赤っぽく見えるのは多分普通の枯れ葉です。
朝日に照らされて赤っぽく写ってるだけだと思います。
所在地 御所市森脇432
拝観時間 自由
拝観料 無料
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