オムロンの血圧計の口コミを見ると、測定値が測るたびに違うとか測定精度が信頼出来ないとの書き込みが散見されます。
気になる測定精度については最後の方になりますので、そこだけ知りたい方は最後の方までスキップしてください。
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先日、血圧計が壊れてしまった。
スイッチを入れても加圧しない。
でもなんかの拍子に少しモータが回るので、接触不良を疑い分解してみたけど中は結構複雑。
2㎝角のチップが入っており、コンピューターで制御されていた。
もっとシンプルな構造を考えていたのでちょっとびっくり。
電気系統の断線を疑っていたのだけど、ちょっとチェックしただけでは判らなかった。
加圧モータの辺りじゃないかと思っていたんだけど。
昔ならもっとちゃんとチェックするんだけど年の所為で根気なし。
さっさと諦めて新しいのを買うことにした。
その新しいのがこれ。
ヨドバシカメラさんで購入。
2か月ぶりかな?ヨドバシさんで買うのは。
この前買ったのはプリンター。
最近はアマゾンで買う時が多いが梱包はヨドバシさんの方が少し丁寧かな。
あんまり変わんないけど。
アマゾンの方が安いが、ヨドバシだとポイントが1割分付くのでそれを考慮するとあまり変わらないことも多い。
この機種、家庭用のこの手の血圧計にしては少し高い。
その上、もう2000円余り出すとスマホとリンクしてデーターをスマホで保存し、プリンターで一覧表などを印刷も出来るらしい。
でも年寄りには、スマホは複雑で使うのに敷居が高くまだ持っていないのでこちらを選択。
箱を開けると入っていたのは黒いバックだけ。
本体、カフそして電池やACアダプタなど一式はこの中に入っている。
普段は電池で使うのでACアダプタはいらないんだけど、電池が切れた時などには役立ちそう。
本体は家庭用にしては結構大きくて重さもある。
たまに使うと言う人よりはテーブルの隅にでも置いておいて、毎日必ず使う人向けかな。
カフは単なる布ではなく、バネになっていて巻き付くタイプ。
対応する腕周りは17㎝から36㎝。
腕の太い人は別に買う必要がある。
巻きつけてから緩まないようにマジックテープで止める。
最初は戸惑ったが少し慣れると結構使いやすい。
いつも同じきつさで巻きやすいので、蒔く時のきつさの所為での誤差は出にくそう。
それでも蒔き方が悪いときは、エラーマークが表示される。
(問題ないときはOKマーク)
それと測定中に手を動かすと同じようにエラーマークが出る。
この辺は以前の機種とは違い測定結果の信頼性につながりそう。
データ保存は二人分、各100件まで。
越えると古い分から削除される。
データ処理の機能はふたつ。
一つは10分以内に測った血圧の平均値。
もう一つは、1週間の朝と昼からのそれぞれの平均値。
(画面は左上に表示されているように夜の平均値)
これ以外には、測定結果が家庭高血圧の基準値以上や、朝の週平均値が基準値以上の時血圧確認マークが出る。
また不規則脈波が有った時もマークが表示される。
気になる精度だが、カタログでは測定精度は±3㎜Hg以内となっていた。
実際に連続して測ったり、5分程度置いて測ったりしたが大きな変動はなく大体一定していた。
連続して測った値。
ほぼ一緒の値。
そして5分以上おいて測った値。
結果はやはりほとんど同じ値。
上の計測は、2分間安静にしたのち深呼吸した上での計測。
朝起きてすぐにすぐに測ると、きっちり高い値がでる。
一番最初の写真の値がそう。
130を超えていた。
値そのものが正しいかどうかは、基準となる機器を有しておらず比較できないので正確なことは言えないが、病院に定期的に通っておりその時計測されている値からこの機器の測定値はおおむね正しい考えられる。
以前の機種は同じオムロン製だったが、1回目がかなり高く、2回目にガクッと下がる傾向が有っただすが、今のところそのような目立った傾向はこの機器では認められていない。
まあ病院の自動測定器で測っても少しその傾向が有ったので、一概に機械の違いではなく、最近血圧が下がってきているのでその辺の関係なのかもしれないが。
なお、以前の機種は中国製ったが、本器はオムロンのホームページで確認したところ日本製となっていた。
(本体にもMade in Japan の表示有り)
値段の安い製品には日本製の表示が無かったので、多分それらは中国製ではないかと考えられる。