石上神宮は名阪国道天理東インターを出て2㎞程のところにある古い神社。
大上神社と同様に古神道(主に自然物、例えば山や岩などをあがめる)を色濃く残しており、明治までは本殿はなく拝殿奥の聖地(禁足地)を御本地として祀ってきた。
明治に本殿を建設し、勾玉などの神宝と禁足地から出土した刀などが収められ現在に至っている。
神社は日本最古の道と言われている「山辺の道」に面している。
(最近は「山の辺」と書かれることが多いが、正しくは読み方は同じだが「山辺の道」と書くだそうだ。)
この神社の前の道がそう。
三輪山の麓の大神神社から春日山の麓まで奈良盆地の東端を、山裾を縫うように南北に通っている。
ちなみに日本最古の官製道路は、大阪堺市から二上山南麓の竹内峠を越えて奈良県葛城市までの竹ノ内街道である。
そこからは横大路(東西の直線道路)で飛鳥につながっていた。
話がそれてしまったが、石上神社の境内はそれほど大きくはないが静かで落ち着いた神社である。
回廊の朱が綺麗だ。
ひよこのおみくじが可愛い。
実はこの神社、境内に鶏がたくさんいる。
放し飼いと言うのか、境内を自由に歩き回っている。
春日大社の鹿(奈良公園の鹿)は神の使いだったと思うが、ここの鶏も神の使いだったように思う。
いわれは境内に書いてあって読んだ覚えはあるのだが、内容が思い出せないので多分だ。
喧嘩上等、売るなら買うよっていう面構え。
羽の色艶が半端じゃない。
黒い顔にこのたてがみ?鶏とは思えない。
子供が捕まえようとすると逃げるけど、そうでなければ完全無視。
餌を食べる方が大事。
訪問時、境内には計10人弱の参拝者がおられましたので、参拝して神社や鶏の写真だけ取って早々に引き上げました。
境内に10人弱なので、お互い近づくこともありませんでしたが、週末などはおそらくもう少し多くの人が参拝されていると思いますので週末は避けられた方がいいかと。
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さすがに人のいない穴場の桜スポットも種切れ。
次回、 屏風岩公苑で一応の区切り。
観光地案内は次回よりコロナが落ち着くまでの間、休止します。
コロナが落ち着くまでの間、何をするか現在思案中。
家の中や庭で写真を撮ってアップしても直ぐに種ぎれになりそう。
家庭菜園かなぁ。
それとも昔の写真と思い出話ぐらいしか今んとこ思いつかない。
あっ、最近買ったカメラ、まだ使い方があんじょう判らないので、今日はこんなことを覚えたというのにしようかな?