御本尊 十一面観音
所在 宇陀市榛原赤埴1684
境内にある石室は国重要文化財
千年桜は奈良県天然記念物
--------------------------------------------------------------------
佛隆寺の千年桜が咲き出したと聞いたので行ってみた。
千年桜は奈良県の天然記念物で、根周7. 7m、樹高16mの老木、樹齢950年と言われてる。
以前はこの1本だけが佛隆寺への石段横にあったのだが、観光対策か周りにたくさん桜の木が植えられた。
僕としては、急な階段横に一本だけあった時の方が風情があったと思う。
実際写真を取っても、周りにたくさん植えられたため、どれが千年桜の花なのかわかりゃしない。
パンフレットなんかでも、昔の写真が良く使われていたりする。
これが千年桜。
曇ってて、下から見上げても花が空に溶け込んで、咲いているのかどうかよくわからないが、一応3~5分咲と言ったところか。
白く一杯咲いているのは近年に植えられた桜の花。
写真中央から左上にかけてが千年桜。
他の桜の花と比べて、それほど白くなく色が濃い。
他の桜の木はソメイヨシノが多いが、この木はモチヅキザクラ。
一寸見にくいが、詳しくは下のを読んで。
佛隆寺へは長い急な石段が続く。
約200段とのことだ。
手すりがなく、石段の幅が狭いので少し怖い。
しかもとこどこ傾いている。
上るのは登っても、下りは足が頼りないので怖くって下れない。
最近はいつも、自動車が通れる道で遠回りして帰る。
山門をくぐってからもまだ石段があり、その上に本堂がある。
佛隆寺は、女高野ともいわれている室生寺の末寺。
本尊は十一面観音である。
本堂の裏に、石堂がある。
重要文化財で、 内部に創建の堅恵の墓と伝えられている五輪塔がある。
【リンク】