観光旅行のブログのはずなのに、なんか最近は耐病生活ブログになってるなぁ。
まあ出歩けないのでネタがないのが理由なんだけど。
胃カメラ、近頃は鼻から入れる細いものになったので以前に比べて楽だと聞いていたが、内視鏡検査室に入って用意されているのを見ると、30年前でもこんな太いのは使っていなかったと思うほど太い。
鉛筆よりはるかに太い。
当然こんなもの鼻から入らないので口からなんだろう。
看護師から注意事項等の説明を受けてから、30年前と同じように口にゼリー状の薬をふくんで喉の麻酔。
5分間そのまま口に含む。
その間に技師の方が入室。
やはり当然口から。
マウスピースを付けて管を飲み込む。
飲み込むは間違いだな、こっちの意思に関係なく差し込まれていく。
食道の辺とか胃に入ったなとか言うのは一応わかる。
時々内視鏡を通して胃に水を入れて洗浄とか、胃液の吸引とかしているので結構時間がかかる。
一通り撮って最後に十二指腸。
あっ大きなポリプがあるとの声。
「胃がんの集団検診の結果通知書にこのポリプについて何か書いてあるか?」と看護師に確認している。
急遽、検査用のサンプルを採取することになったようだ。
横を向いていて見れなかったがどうも二人掛かりでしているようだ。
しばらくして、十分の大きさのサンプルが採集できていますと看護師のドクターへの報告の声。
やっとこれで終わり。
抜きしなに、食道のあたりの写真も撮っているようだった。
施術中、一人の看護師が背中をゆっくりさすってくれていたのが気分的にも大変助かった。
この後技師が撮った写真を見せながら、説明を始める。
あれ、技師だと思ったら、いつもの掛りつけのドクターだった。
帽子かぶってゴーグルつけて、そのうえマスクも付けているので分からなかった。
小さな診療所ならドクターがしても、ある程度大きな病院なら専門の技師がするもんだと思ってたからちょっとびっくり。
前回と違って今回は大変機嫌がいい。
まあこれがいつも通りなんだけど、前回が前回だけに余計そう思う。
胃は相当荒れている。
白い小さな斑点は脂肪の塊で、これがあるということはピロリ菌による胃炎が濃厚。
血液検査で最終判定して駆除を考えるとのこと。
(赤いところが正常で、白っぽいところは異常だそうだ)
他に胃の入り口のところがただれており、胃液の逆流で食道下部も炎症をおこしているそうだ。
また十二指腸に大きなポリープがあり、大きさや形などから良性とは言い切れない。
悪性の可能性もあるので判断は採取した試料の結果待ちとのこと。
結果が出るまでは気が重い日が続きそう。
結果次第ではもっと気が重い日が続くんだけど。